※ページ内リンク以外は別タブで開きます。
配布資料
伊豆半島ユネスコジオパーク 伊東市のジオサイト巡検 火山がつくった伊東の大地
特別解説：伊東市教育委員会 金子浩之さん 作成レジュメより 伊東市の墓石調査と津波被害関連抜粋
参考リンク
伊豆半島ジオパーク(公式サイト)
静岡県 伊豆半島ジオパーク(日本ジオパークネットワーク)
伊豆半島ジオパーク(Wikipedia)
大室山がつくった伊東の大地(静岡大学 小山真人・2006年12月)
神奈川地学会
平成30年度神奈川地学会巡検 伊豆半島ユネスコ・ジオパーク 火山が造った伊豆の大地 城ケ崎―大室山 地学巡検報告
見取図
各地点写真へジャンプ※各写真タイトル右の「TOP」をクリックすると見取図に戻る
A1 A2 A3 A4 A5 A6 A7 A8 A9 A10 A11 A12 A13 A14 A15 A16 A17 A18 A19 A20 A21
B1 B2 B3 B4 B5 B6 B7 B8 B9
C1 C2 C3 C4 C5 C6 C7 C8 C9 C10 C11 C12 C13 C14 C15 C16 C17 C18 C19 C20 C21 C22 C23 C24 C25 C26 C27
Map(c)※佛現寺位置図
A1. 集合・伊豆高原駅 ジオテラス伊東にて TOP
A2. 対島(たじま)川沿いの遊歩道 TOP
※大室山の溶岩流にせき止められてできた「池」から水を抜いて耕地にするために人工的
に造られた川で、透水性の高い溶岩流上を流れているため雨後のみ水流が見られる
A3. ヒメシャラの木 TOP
※暖かい場所に自生する樹皮が薄く赤褐色ですべすべしている木で北限に近い
A4. タイワンリスの樹皮剥ぎで傷ついた木 TOP
※ひっかいた傷ではなく噛み傷で一周すると木を枯らしてしまう
A5. 海岸沿いの高い松の木 TOP
A6. 対島川の水流が有る時のみ見られる対島の滝 TOP
A7. かさご根から見た大淀・小淀の柱状節理 TOP
A8. かさご根から見た大淀・小淀の柱状節理(拡大) TOP
※柱状節理の奥は水中自破砕溶岩(一寸木肇さんより指摘をいただき「水中」を追加)
A9. かさご根から見た ごさいつな の柱状節理と海食洞 TOP
A10. 溶岩流上部の酸化して赤くなったアア溶岩のクリンカー TOP
A11. 大淀・小淀の柱状節理 TOP
A12. 柱状節理に重なる板状節理 TOP
A13. 柱状節理の断面に見られる格子状構造 TOP
※細かい節理に沿ってガスが抜け塩類置換によって形成された可能性
A14. 波打ち際の柱状節理と伊豆大島 TOP
A15. 六角形だけではない柱状節理の断面 TOP
A16. 複雑な溶岩流の断面 TOP
A17. 水中自破砕溶岩 TOP
※一寸木肇さんより指摘をいただき「水中」を追加
A18. 5種類のサンゴが生息するタイドプール(潮だまり)の大淀 TOP
※より小さい小淀は冬季に温度が低下しやすくサンゴは生息していない(サンゴ解説:門田真人さん)
A19. 大淀の造礁サンゴのノウサンゴ群体(楕円の範囲) TOP
A20. 橋立つり橋から両岸の溶岩流間の谷を見る TOP
A21. 橋立つり橋(橋長60m・最大桁高18m) TOP
B1. イヌガヤの実 TOP
※食用にはならず昔は内果皮から油を取っていた(一寸木肇さん)
B2. ホソバカナワラビ TOP
※本州の石川県から関東地方より西、四国、九州、南西諸島に分布
B3. ヤブニッケイ TOP
※葉や樹皮にニッキのような弱いクスノキ科特有の芳香がある(一寸木肇さん)※一寸木肇さんよりの補足情報追加
B4. イソギク TOP
B5. アゼトウナ(塩井調べ) TOP
B6. かんのん浜の巨大な玉石が残るポットホール(甌穴) TOP
※甌穴の甌の字は甕(瓶の字もあり)を意味する(塩井調べ)
※かんのん浜は現地の標柱に「かんのんの浜」とあるが他に同様の表記をした
資料は無いため「かんのん浜」とした(一寸木肇さん指摘にて塩井調べ)
B7. かんのん浜最大のポットホール TOP
※大きな2つのラグビーボール状の玉石が入っている
B8. 塊状の溶岩流に挟まれる板状節理の見られる部分 TOP
※板状節理の形成メカニズム(東北大学 佐藤景・石渡明／2013)
B9. 溶岩の断面に見られる細かい節理に沿った小さな気泡 TOP
C1. 大室山北東斜面下部の黒ボク土に挟まれる神津島天上山838年噴火のテフラ TOP
※伊豆諸島，神津島天上山と新島向山の噴火活動(杉原重夫・福岡孝昭・大川原竜一／2001)
C2. 桜の里から見た大室山 TOP
C3. 桜の里から見た大室山 TOP
C4. 桜の里の十月桜 TOP
※4月上旬頃と10月頃の年2回開花する
C5. 桜の里の十月桜 TOP
C5. 桜の里に在るスコリアラフトと溶岩洞窟(洞穴)の解説 TOP
C7. スコリアラフトの裏側 TOP
C8. スコリアラフトの断面 TOP
C9. 穴の原溶岩洞穴の解説 TOP
C10. 穴の原溶岩洞穴 TOP
C11. 大室山リフト TOP
C12. 大室山山頂火口 TOP
※大室山は約4000年前に活動した標高580m、火口直径約250mのスコリア丘で伊豆半島最大の単性火山
C13. 山頂トイレ建設時に出た赤いスコリア TOP
※赤いスコリアは酸化しており磁石が付かない
C14. 大室山溶岩流東側流出域のパノラマ TOP
※溶岩流の噴出火口は麓に見えるサボテン公園のある岩堂山、ゴルフ場のむこうに爆裂火口の一碧湖が見える
伊豆高原は溶岩流が約4000年前に流出した環境にもかかわらず、温泉の泉温が伊豆半島の他の温泉地より低い
C15. 大室山火口と遠景の矢筈山〜遠笠山 TOP
C16. 城ヶ崎海岸と相模湾のむこうに見える伊豆大島 TOP
C17. 黒い火山弾は酸化していないため磁石が付く TOP
C18. 伊豆大島の右側に連なる利島、新島とかすかに見える式根島、神津島 TOP
C19. オオバヤシャブシ TOP
※毎年2月は大室山山焼きが行われるが、その起源は生活に役立つカヤの育成を促進し他の植生を除く目的
オオバヤシャブシは根粒菌によって土壌を豊かにし肥料木として用いられてきたほか、
実は緑の時期には畳表の染色、熟した実は草木染の黒、お歯黒の染料としても使われた
C20. 海上安全祈願 八ツ岳地蔵尊と鷹羽狩行句碑 TOP
C21. 大室山溶岩流南端と中央に見える山頂の窪んだ伊雄山 TOP
※城ヶ崎海岸南端の八幡野漁港手前までが大室山溶岩流流出域で、より右側は伊雄山溶岩流
C22. 北北西−南南東の大室山長軸方向に連なる北西側火口壁の火砕丘と爆裂火口 TOP
※フィリピンプレート沈み込み方向の最大圧縮方向と平行に開口割れ目が生じる
C23. ヨメナの一種(塩井調べ) TOP
※普通のヨメナより葉が丸い
C24. ゲンコツ山と呼ばれる矢筈山と遠笠山をはじめとする天城の山々 TOP
※手前の耕作地は大室山溶岩によるせき止め湖「池」を排水した跡
C25. 池と山々の解説 TOP
C26. 安産祈願 五智如来地蔵尊 TOP
C27. 山頂火口北西縁の爆裂火口 TOP
※カメラのバッテリー切れのため写真無し
Map(c). 佛現寺位置図 TOP
金子浩之さんの研究について書かれているWebページ
※「元禄の教訓」生きる(神奈川新聞 カナロコ／2015年11月27日更新)※記事後半
※元禄津波 戒名は語る 犠牲者に「大震動波」「合水」(ちずらぼのちずらぶブログ／2014年12月23日)
※15世紀にも連動巨大地震？南海トラフと相模トラフ(朝日新聞デジタル／2012年8月21日)