な円弧状に突出している延長約7kmのリニアメントを検出しました。鳴門南断層のような中央構造線
活断層系の前縁断層である可能性、より深部から派生している断層である可能性も考えられます。
段差付近には県道14号線が通っていますが、段差は県道の南北に出入りしており、段差の端部付近に
県道を通したと思われます。カシミール3D+スーパー地形の断面図作成機能で確認したところ、北側が
微高地となっており、GoogleEarthのストリートビューで段差を追跡したところ、段差箇所で人工的に
改変されている場合は擁壁、元の地形が残っていると推測される箇所では法面となっており、段差の
南側が水路になっている箇所が複数箇所見られました。
参考資料
１．徳島平野低地に認められた中央構造線活断層系鳴門南断層の変位地形(活断層研究1998)
２．徳島平野における反射法弾性波探査(文科省1999)
３．徳島平野における中央構造線活断層系の活動履歴(地質学雑誌2011)
４．GoogleEarth
５．空中写真(1947年10月8日・米軍) ※国土地理院 地図・空中写真閲覧サービスより
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